腰痛の症状や原因

腰痛とは?

腰痛有病率グラフ図形「腰痛」は、国民生活基礎調査で、「自覚症状のある病気やけが」として、常に1位、2位に挙げられています。腰が重い、腰が痛いなどの腰痛の症状は、厚生労働省の統計によると日本人の約80%の人が経験しているといいます。だれでも経験する、といっていいほど、わたしたちを悩ませる腰痛の原因は、どこにあるのでしょうか?
はげしい運動や体に負担のかかる仕事のあとに、数日、腰が重く感じられたり痛くなることは、だれでも経験することです。こういう症状は一時的なもので、2~3日、あるいは1週間ぐらいで疲労がとれれば回復します。また、重い物をかがんで持ち上げようとして腰がギクッとしたり、上体をひねったときに腰に激痛を感じることがあります。このような急性の腰痛でも、数日、安静にしていれば治ることがあります。しかし、激痛に耐えられないときは、病院に行って治療を受ける必要があります。
腰痛の原因

姿勢の悪さが原因に

背骨図2本の足で立つ人間は、背骨を軸として、体を支えています。背骨は、ただまっすぐに背中を貫いているわけではなく、2本足で立つのに最も通した「自然なカーブ」をつくっています。しかし、ごく穏やかな自然なカーブは、容易に崩れやすいものでもあります。
背骨の腰の部分は、程よい前反りになっていますが、習慣的に悪い姿勢をとっていると、反り方が大きくなってしまいます。また、太り過ぎると、余分な体重で腰への負担が増加し、同時にそれを支えるために、姿勢が悪くなって、程よい前反りを保つことができなくなります。運動不足でも、腹筋や背筋など、背骨をサポートしている筋肉が衰えるため、姿勢の悪さを招きます。

老化による骨の変形

さらに、誰もが避けて通れないのが、老化による骨の変形です。背骨は、丸い積み木に、手足や羽をつけたような、変わった形の骨がいくつも積み重なってできています。これらは複雑な構造で、上下がつながっています。しかし、年をとるにつれて、一部に老化による変形が生じます。すると、他の部分へも影響が及び、若いころはしっかりしていた構造も、歪んだりガタついてしまいます。しかも、背骨の後ろのまん中には、脊髄(せきずい)や神経の束が通り、そこから神経が枝分れして、体全体に分布していますが、その背骨からの出口で、ちょっとした歪みやガタつきによって刺激され、痛みが生じます。

軽い腰痛も徐々に慢性化

椎間板ヘルニア図解腰痛も、初めのうちはまだ軽いもので、たまに起こっても、ゆっくりおふろに入り、ひと晩寝れば解消するでしょう。しかし、軽い腰痛も徐々に慢性化します。悪い姿勢や肥満、運動不足などで、無理な負担を強いられ続けた腰椎は、「重い荷物を持ち上げた」などのきっかけで損傷を受け、ぎっくり腰の激しい痛みに襲われたり、椎間板ヘルニアを起こして、強い腰痛が生じることもあります。
さらに、年をとるにつれて骨が徐々に変形してくると、人によっては、変形性脊椎症変性すべり症腰部脊柱管狭窄症など、腰椎の病気で腰痛が起こり、日常生活が不自由になってくることもあります。このように、腰痛は、さまざまな原因が重なって起きます。

内臓の病気が原因の腰痛もある

注意したいのは、腰痛の原因が脊椎や骨盤にない場合があることです。内臓がガンなどの病気におかされたときに、その周囲の血管や神経、筋肉などが影響を受けて腰部に痛みがあらわれることがあります。腰が痛いから、脊椎や骨盤に異常があると決めつけないことがたいせつです。このことは、常に頭のなかに入れておく必要があります。
腰痛が起きたら…

受診する症状の目安

腰痛の痛みの性質腰痛にも、痛みの程度や起こり方などにより、いろいろなものがあります。痛みの起こり方では、急激に起こる急性症状と、いつからか常に感じるようになった慢性症状があります。
痛みの程度では、激痛のこともあれば、鈍痛のこともあります。痛みの性質で分けると、「連動痛」と「安静痛」があり、運動痛は動いたときに痛むもので、安静痛はじっとしていても痛むものです。症状がどのようなものであるかによって、原因をある程度推定でき、すぐに受診が必要かどうかを判断する目安になります。
じっとしていても痛む腰痛は、しばしば内臓に関係する病気が原因であることが多く、背骨の病気が原因の運動器の腰痛は、普通、じっとしていれば痛みません。例えばぎっくり腰など、初めて急性の強い腰痛が起きたときは、たいていの人はあわててしまうものです。しかし、急に腰痛が起きたときでも、あわてずにまず横になり、安静にして様子を見てください。

急性の腰痛で、安静にしていても症状が続く場合

急に始まった腰痛で、安静にしていても症状がおさまらない場合は、内臓の病気が疑われるので早めに内科を受診したほうがよいでしょう。特に、急性の激しい安静痛は、できるだけ早いうちに受診する必要があります。
また、発熱、嘔吐、下痢、頻尿など腰痛以外の随伴症状がある場合も、受診が必要です。安静にしていれば、痛みが和らぐ、あるいは動かそうとすると痛むのであれば、ぎっくり腰など運動器の痛みと考えられるので、すぐに受診する必要はありません。安静を保ち、ある程度痛みが軽くなってから、受診すればよいでしょう。
運動痛の場合でも、足がしびれるなどの麻痺症状や、尿が出ない、あるいは失禁するなどの排尿や便通の異常(膀胱直腸障害)がある場合は、すぐに整形外科を受診する必要があります。特に、膀胱直腸障害がある場合は、すぐ入院治療となります。また、安静にしていても、動いたときの痛みが3~4日しても軽くならない場合は、受診するようにします。

腰痛時の安静図

※ぎっくり腰など運動器が原因の腰痛の場合は、横になって安静にすることが大切です。あおむけの姿勢が苦しい場合は、横向きに寝てもかまいません。自分が楽だと感じられるように休んでください。

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